DSPワイヤレス筋電センサ (乾式)
無線通信(ワイヤレス)機能、表面筋電図計測(EMG計測)を行うアクティブ電極型筋電センサ、ロガーを一体にした無線筋電計。無線通信機能により、身体動作に非拘束な筋電図計測が可能になります。
用途によって選択肢を広げられるよう、演算機能の無い安価なモデルSS-EMGD-SMと、内部のDSPで積分演算やフィルタリングを行える高機能モデルSS-EMGD-HM、加速度/角速度センサーを搭載した最上位モデルSS-EMGD-HMAGをご用意。
筋電計測を実現する確かな性能
アクティブ電極と可変ゲインアンプ搭載
メンテナンスが容易な乾式電極
ワイヤレス筋電センサはアンプを内蔵しています。筋電信号を得た後、すぐに増幅を行うアクティブ電極方式で、低ノイズを実現します。
また、2段構成されたアンプの後段には、可変ゲインアンプを搭載し、増幅率を x1 ~ x12(全体合計:
x250 ~ x3000)の調整を行うことができます。これは、大きな筋電信号を得られる筋肉から、筋電信号を得にくい方々の計測まで、幅広い対応を行うために必要不可欠な機能です。
金属電極を用いた乾式電極は、メンテンナンスが容易です。使用したいと思った際に、計測部位へ取り付けるだけで、すぐに筋電信号を得ることができます。
研究開発に必要不可欠な内蔵メモリへの確かな計測データ記録機能
最大1kHzの高速サンプリングを記録可能
250ファイルまで管理
計測メモ
DSPワイヤレス筋電センサは、筋電信号の記録だけではなく、積分筋電信号や加速度/角速度の信号も得られるモデルがあります。これらすべての計測データを、最大1kHzでメモリへ記録することができます。
無線ではリアルタイムに送信できない高速なサンプリングデータを確実に記録できることは、研究開発を続ける上で何よりも必要不可欠な仕様です。
計測されたデータは、最大で250ファイルまで保存することができます。ファイル情報は、計測開始の時刻によって管理され、CSVファイルとして、センサー内部からPCへダウンロード保存可能です。
計測時のメモを64文字まで、ファイル情報に残すことができます。
ちょっとした気づきや、実験時の被験者名など、テキストを残せることは後々、思いの外有用です。
ダウンロード保存したCSVファイルのヘッダー部分にも、計測メモは記載されます。