DSPワイヤレス9軸モーションセンサ
無線+慣性センサ+ロガー+高度演算機能。
高度演算機能を搭載し、計測したセンサデータをリアルタイムに演算し、無線送信可能に。
身体から道具まで、運動を非拘束かつ確実に計測すると共に、演算機能の活用は即時フィードバックを可能にします。
DSPワイヤレス9軸モーションセンサは、無線通信機能、慣性センサ(加速度、角速度、地磁気)、ロガー、高度演算機能をコンパクトに一体化し、ゼロから設計を見直したワイヤレス計測ロガーです。
研究開発に必要不可欠な内蔵メモリへの確かな計測データ記録機能
最大1kHzの高速サンプリングを記録可能
250ファイルまで管理
計測メモ
DSPワイヤレス9軸モーションセンサは、加速度/角速度/地磁気の3種類 x 3軸のデータを、最大1kHzでメモリへ記録することができます。
無線ではリアルタイムに送信できない高速なサンプリングデータを確実に記録できることは、研究開発を続ける上で何よりも必要不可欠な仕様です。
計測されたデータは、最大で250ファイルまで保存することができます。ファイル情報は、計測開始の時刻によって管理され、CSVファイルとして、センサー内部からPCへダウンロード保存可能です。
計測時のメモを64文字まで、ファイル情報に残すことができます。
ちょっとした気づきや、実験時の被験者名など、テキストを残せることは後々、思いの外有用です。
ダウンロード保存したCSVファイルのヘッダー部分にも、計測メモは記載されます。
高度演算機能の搭載
高度演算を行うプロセッサとして、32bitの浮動小数点演算を低消費電力で行うことが可能なデジタルプロセッシングユニットを内蔵。
入れ替え可能なDSPアルゴリズム
演算性能
高度演算機能を実現するプロセッサに搭載するアルゴリズムは、後から入れ替えが可能です。復数のアルゴリズムを用意しておき、使用用途に応じて入れ替えることが可能です。
また、お客様独自の信号処理アルゴリズムを構築していただくことも、もちろん可能です。
(アルゴリズムカスタマイズについては、お気軽にご相談下さい。)
DSPワイヤレス9軸モーションセンサでは、1kHzで姿勢推定を行うことを実現しています。
つまり、姿勢推定アルゴリズムの演算を1msec以下で実現し、クォータニオンの算出を1kHzサンプリングで可能しました。
演算されたクォータニオンも含め無線送信およびメモリ保存を行っております。